「安定型・不安型・回避型・恐れ回避型って、それぞれ何%くらいいるの?」——この記事では、当サイトの2つの愛着診断(ビッグ5キャラクター診断・MBTI×愛着64タイプ診断)で実際に集まった延べ32,393件の診断データから、愛着スタイルの分布を公開します。データは診断が増えるたびに自動で更新されます。
結論: 愛着スタイル4タイプの割合(当サイト調べ)
集計対象: 当サイトの愛着診断 延べ32,393件(ビッグ5診断 4,750件+64タイプ診断 27,643件、24時間以内の重複回答は除外)。
最も多いのは恐れ回避型(37.2%)ですが、注目すべきは不安定型(不安型+回避型+恐れ回避型)の合計が約70%を占めることです。
一般人口の分布との比較 — なぜ差が出るのか
愛着研究の海外メタ分析では、成人の愛着スタイルの分布はおおむね安定型55〜60%・回避型20〜25%・不安型15〜20%・恐れ回避型は数%〜10%程度と報告されることが多く、安定型が過半数を占めます。
一方、当サイトのデータでは安定型が約3分の1にとどまり、恐れ回避型が一般調査の2〜3倍の比率で出現しています。この差は測定の誤りではなく、母集団の性質を反映しています——つまり、「愛着」や「恋愛のこじれ」を自分から検索して診断を受けに来る人は、すでに人間関係の生きづらさを自覚している層に偏るということです。
裏を返せば、このデータは「いま愛着に悩んでいる人たちの実際の内訳」を映しています。あなたが不安型・回避型・恐れ回避型のどれかだったとしても、この場所では多数派——悩んでいるのはあなた一人ではない、ということを数字が示しています。
| 愛着スタイル | 海外の成人調査(目安) | 当サイトの診断 | 差が出る理由 |
|---|---|---|---|
| 安定型 | 55〜60% | 約3分の1 | 困っていない人は診断を受けに来ない |
| 不安型 | 15〜20% | 高め | 自分の不安を自覚しやすく、検索行動に出やすい |
| 回避型 | 20〜25% | やや低め | 「自分は平気」と答える傾向が測定に効く |
| 恐れ回避型 | 数%〜10% | 2〜3倍 | 親密な関係でだけ揺れるため、恋愛文脈の診断で顕在化 |
※ 海外調査の数値は複数の成人サンプル研究で報告される幅を目安として示したもので、単一の研究の値ではありません。分類の方法(3分類か4分類か)によっても比率は変わります。

その割合は、あなたにとって何を意味するのか
割合の数字だけを持ち帰っても、生活は変わりません。ここでは4タイプそれぞれについて、その比率になる理由と、自分がそこに入っていた場合に何が起きているのかを書きます。
安定型が3分の1しかいない、の正しい読み方
この数字を「世の中の3分の1しか安定していない」と読むのは誤りです。正しくは「愛着を検索する人の中では3分の1」。健やかに関係を築けている人は、そもそも愛着理論を調べません。歯が痛くない人が歯科を検索しないのと同じです。
ただし、ここには救いもあります。安定型が3割いるということは、悩んで検索してたどり着いた人の中にも、すでに安定型が3割いるということです。安定型は「悩まない人」ではなく、揺れても戻れる人を指します。悩んでいること自体は、不安定さの証拠にはなりません。
不安型が多く出るのは、自覚できるから
不安型は自分の不安を言語化できます。「返信が来ないとしんどい」「重いと思われたかもしれない」——この自覚があるから検索に至り、診断を受け、結果として比率が高く出ます。
つまり不安型の高い比率は、症状の重さではなく自覚の解像度の高さを反映しています。これは弱点ではありません。自覚できるものは扱えるからです。不安型がやるべきことは不安を消すことではなく、不安が来たときの行動を1つだけ決めておくことです(追いLINEの止め方)。
回避型が実際より少なく見える構造的な理由
回避型は、自己申告式の調査で必ず過少に出ます。「傷ついた」「寂しい」と感じにくくする——それが回避の中核だからです。設問に対して素直に「あてはまらない」と答え、その結果として安定型に分類されることも起こります。
そのため、この表の回避型の比率は下限だと考えてください。もしあなたが「診断では安定型だったが、親密になると距離を置きたくなる」なら、判定より自分の行動のほうが正確です。
恐れ回避型が2〜3倍に膨らむ理由
恐れ回避型は、日常では表に出ません。仕事も友人関係も問題なくこなせるため、一般調査では安定型に混ざります。ところが恋愛・親密さを問う設問が入った瞬間に立ち上がります。当サイトの2つの診断で比率が変わるのは、まさにこの現象を捉えたものです。
「普段はしっかりしていると言われるのに、好きな人の前でだけ自分が壊れる」——この落差が最大の目印です。恐れ回避型の解説で、行動の型ごとに整理しています。
診断別の内訳 — 文脈で変わる愛着の顔
興味深いことに、2つの診断でタイプの出方に差があります。
- ビッグ5キャラクター診断(性格全般の文脈・n=4,750)——安定型 28%・不安型 25%・回避型 29%・恐れ回避型 18%
- MBTI×愛着64タイプ診断(恋愛・対人の文脈・n=27,643)——安定型 30%・恐れ回避型 40%・不安型 15%・回避型 14%
恋愛・対人関係に踏み込んだ質問構成の64タイプ診断では、恐れ回避型の比率が明確に上がります。「普段は安定して見えるのに、親密な関係でだけ揺れる」——恐れ回避型の教科書的な特徴が、診断の文脈差としてデータに現れた形です。
MBTIタイプ別にみる愛着の傾向
64タイプ診断の受診者をMBTI別にみると、上位はINFP・INFJ・ISFJと、内向×直観(IN型)が突出しています。自分の内面を深く分析したい気質の人ほど、愛着理論にたどり着きやすいことの表れです。
さらにMBTI×愛着の組み合わせで最も多いのはINFJ×恐れ回避型(2,395人)。理想と現実のギャップに敏感なINFPと、「近づきたいのに怖い」恐れ回避型の組み合わせが最多という結果は、当サイトのINFPの生きづらさ解説が読まれ続けている理由とも一致します。
MBTI×愛着 組み合わせTOP5(64タイプ診断)
1位: INFJ × 恐れ回避型(2,395人)
2位: INFP × 恐れ回避型(2,162人)
3位: ISFJ × 恐れ回避型(1,306人)
4位: INFP × 安定型(1,125人)
5位: ENFP × 安定型(1,076人)
調査概要と留意点
- 調査方法——当サイトのオンライン自己回答式診断(ビッグ5キャラクター診断35問/MBTI×愛着64タイプ診断44問)の回答結果を集計
- 集計期間——2026年4月〜現在(本ページは6時間ごとに最新データへ自動更新)
- 重複対策——同一環境からの24時間以内の同一結果は集計から除外
- 留意点——回答者は「愛着・性格診断に関心を持って検索・来訪した層」に偏るため、一般人口の分布とは異なります。学術的な有病率調査ではなく、「悩みを自覚した層の実態」を示す参考データとしてご覧ください
このデータの引用・転載について
本ページの統計データ・グラフは、出典として本ページへのリンクを明記いただければ、ブログ・SNS・メディア・動画等で自由に引用いただけます(事前連絡不要)。
引用例: 愛着スタイルの割合は安定型◯%・不安型◯%…(出典: 愛着MBTI「愛着スタイルの割合」、n=32,393)
よくある質問
Q. 安定型は全体の何%ですか?
海外の愛着研究では一般人口の55〜60%程度が安定型と報告されることが多い一方、当サイトの診断データ(n=32,393)では約30%でした。愛着に関心を持って診断を受けに来る層では、不安定型の比率が一般より高くなります。
Q. 恐れ回避型は珍しいタイプなのですか?
一般調査では数%〜10%程度とされる少数派ですが、当サイトのデータでは約2割を占めます。「近づきたいのに怖い」という葛藤は生きづらさの自覚につながりやすく、自分で調べて診断にたどり着く人が多いためと考えられます。少数派ではあっても、悩んで検索する層の中では決して珍しくありません。
Q. 自分の愛着スタイルを知るにはどうすればいいですか?
当サイトの無料診断で測定できます。手軽に知りたい方はビッグ5キャラクター診断(35問・約4分)、恋愛傾向まで含めて知りたい方はMBTI×愛着64タイプ診断(40問)、不安・回避の強度を数値で精密に測りたい方は愛着プロファイル精密診断(48問)がおすすめです。いずれも無料・登録不要です。
Q. 回避型の割合が一般調査より低いのはなぜですか?
自己回答式の診断では、回避型は構造的に少なく出ます。「傷ついた」「寂しい」と感じにくくすることが回避の中核なので、設問に対して素直に「あてはまらない」と答えてしまうためです。その結果、実際は回避型でも安定型に分類されることがあります。したがって本ページの回避型の比率は下限とお考えください。診断結果が安定型でも、親密になると距離を置きたくなる自覚があるなら、行動のほうが正確です。
Q. 不安定型が7割というのは、日本人の実態ですか?
いいえ。日本人全体の分布ではありません。当サイトの診断は「愛着」「回避型」「恋愛のこじれ」などを自分から検索して来訪した人が受けているため、悩みを自覚した層に強く偏ります。日本全体の推定値としては使えません。このデータが示しているのは、いま愛着の問題で困っている人たちの内訳です。
Q. 診断のたびに結果が変わるのですが、どれが本当ですか?
愛着スタイルは、そのときの関係の状態に影響されます。とくに恐れ回避型と不安型、安定型と回避型は境界付近で入れ替わりやすい組み合わせです。安定した関係にいるときは安定型に寄り、関係が揺れているときは不安型・回避型に寄ります。1回の結果を固定した属性として扱うより、複数回の結果の振れ幅を見るほうが実態に近くなります。
Q. このデータは引用してもいいですか?
はい。出典として本ページへのリンクを明記いただければ、ブログ・SNS・メディア・動画などで自由に引用いただけます(事前連絡は不要です)。数値は自動更新されるため、引用した日付とn数を併記していただけると正確です。

あなたはどのタイプ? — このデータに参加する
この統計は、診断を受けた一人ひとりの回答で毎日更新されています。あなたの1件も、日本の愛着スタイルの実態を映すデータになります。
まとめ
- 当サイト診断データ(n=32,393・自動更新)では、安定型約3割・不安定型が約7割
- 一般人口より不安定型が多いのは「悩みを自覚した層が診断に来る」ため——悩んでいるのはあなただけではない
- 恋愛文脈の診断では恐れ回避型が増える。愛着は文脈で顔を変える
- 次の一歩:愛着障害チェックリスト/12の愛着サブタイプ解説/安全基地の作り方
※ 本データはオンライン診断の集計であり、学術調査・医学的診断に代わるものではありません。