「回避型に多いMBTIは?」「INFPは何型が多い?」——当サイトの64タイプ診断に集まった27,581件の実データから、愛着タイプ別の性格分布を集計しました。最初に結論です。
🌀 恐れ回避型に多いのは
INFJ
21.4%
n=11,170
🛡️ 安定型に多いのは
INFP
13.5%
n=8,318
🔒 回避型に多いのは
ISTP
13.8%
n=3,847
💓 不安型に多いのは
INFP
19.9%
n=4,246
診断者の愛着タイプ構成 n=27,581
まずここが、この記事の数字を読むときの前提になります。恐れ回避型が突出して多い——一般人口では7〜15%程度とされる型です。
27,581
件の診断
愛着タイプ別・多いMBTI TOP5
割合はその愛着タイプの中での比率です(全体に対する比率ではありません)。
🌀 恐れ回避型に多いMBTI
n=11,170(全体の40.5%)
🛡️ 安定型に多いMBTI
n=8,318(全体の30.2%)
🔒 回避型に多いMBTI
n=3,847(全体の13.9%)
💓 不安型に多いMBTI
n=4,246(全体の15.4%)
この表から読み取れること
回避型と不安型で、上位の顔ぶれがきれいに分かれます。 回避型の上位3つは ISTP・ISTJ・INTJ——3つがT型(思考型)。 不安型の上位3つは INFP・INFJ・ENFP——3つがF型(感情型)です。
回避型の中核にあるのは「不活性化」——親密さが増したときに感情のスイッチを切って距離を取る仕組みです。T型はもともと感情より論理を優先する回路を持っているため、この防衛が自然に、そして強力に働きます。一人の時間を「生産性」として正当化しやすいのも、距離を取っている自覚が生まれにくい理由です(回避型の本気サイン・回避型の恋愛)。
逆に不安型・恐れ回避型に多いF型は、関係の中で起きたことを感情の記憶として保持し続けるタイプです。「あのとき言われた一言」が消えないぶん、返信が来ない時間に頭の中で物語が進みます(INFJ×愛着・INFP×愛着)。
どちらが良い・悪いではありません。追い詰められたときに出る守り方が、片方は「切る」、もう片方は「握る」というだけです。

なぜ、その性格タイプが集まるのか — 愛着4タイプ別の読み解き
順位表だけでは「そういう傾向があるらしい」で終わってしまいます。ここでは、なぜその組み合わせが多くなるのかを、愛着理論の用語で説明します。鍵になるのは「防衛の方向」——不安になったときに、その人がどちらへ動くかです。
| 愛着タイプ | 不安時の動き | 集まりやすい性格 | 関係の中での見え方 |
|---|---|---|---|
| 回避型 | 感情のスイッチを切る(不活性化) | T型・内向 | 連絡が減る。話し合いを先送りする |
| 不安型 | 接触を増やして確認する(過活性化) | F型・直感 | 返信の速度や言葉の温度を測り続ける |
| 恐れ回避型 | 近づいてから、自分で壊す | F型+内向 | 急に距離が縮まり、急に消える |
| 安定型 | 不安を言葉にして相手に渡す | 偏りが小さい | 揉めても、翌日には元に戻る |
回避型にT型が集まるのは「感情を扱わない権利」があるから
回避型の防衛は不活性化方略と呼ばれます。親密さが一定を超えると、感情の回路そのものを落として距離を確保する動きです。ここでT型(思考型)の判断基準が効いてきます。T型は物事を「正しいか」で処理するので、相手からの感情的な要求を「非合理な要求」として棚に上げられてしまう。感情を無視しているというより、感情を扱う優先度が下がる回路を最初から持っています。
もうひとつ、内向型が多いことにも理由があります。一人の時間を「充電」「集中」として正当化できるため、距離を取っている自覚が本人に生まれにくい。パートナーから見れば連絡が途絶えているのに、本人の体感では「普通に過ごしていた」になります。この認識のズレが、回避型との関係でいちばん消耗する部分です。
不安型にF型が集まるのは「関係の状態が自己評価そのもの」だから
不安型の防衛は過活性化方略——不安が上がるほど、接触・確認・説明を増やして関係をつなぎ止めようとします。F型(感情型)は判断基準を「その場の調和」に置くので、関係が揺れること自体が自分の価値の揺れとして体験されます。
さらにN型(直感)が加わると、目の前にない情報を補完する力が働きます。返信が来ない30分に、頭の中で物語が完成してしまうのはこの組み合わせです。実際に起きたことは「返信が来ていない」だけなのに、原因・相手の心理・今後の展開まで先に出来上がる。事実と解釈が同じ強度で記憶に残るため、後から訂正するのが難しくなります。
恐れ回避型は、2つの回路が同時に動く
恐れ回避型(不安も回避も高い)は、近づきたい気持ちと、近づかれる怖さが同時に立ち上がります。順位表でF型かつ内向のタイプが上位に来るのは、感情を強く感じ取る力と、それを外に出さない癖が同居しているためです。
関係の中では、急接近と急停止が交互に出ます。本人が意地悪をしているのではなく、接近の直後に警報が鳴るという構造です。ここは自力で気づくのが最も難しく、恐れ回避型の解説で行動の型ごとに整理しています。
安定型の分布が「愛着は変えられる」の根拠になっている
この調査でいちばん重要なのは、実は順位の上位ではなく安定型の分布のフラットさです。安定型はどのMBTIからも、比較的まんべんなく出ます。つまり安定型になれる性格・なれない性格という区分は存在しないということです。
性格(気質)は生涯かなり安定していますが、愛着スタイルは関係の履歴で作られ、関係の履歴で書き換わります。回避型のT型が安定型のT型になる道は開いていて、その逆も起こります。順位表を「自分は不利な性格だ」と読むのは、データの読み違いです。
16タイプ × 4愛着 の全体図
MBTIごとに、どの愛着タイプへ寄るかを色の濃さで表しています。数字はそのMBTIの中での割合。枠が付いているのが、そのMBTIで最も多い愛着タイプです。
← 横にスクロールできます / MBTI名の右の小さい数字は、そのタイプの総数
診断に来る人は、どこに偏っているか
一般人口の分布と比べると、この診断に集まる人の輪郭が出ます。
N型 58.2% S型 41.8%
一般人口ではS型のほうが多いとされます。ここではN型が上回っています。頭の中で意味を探し続ける人ほど、愛着の問題に行き当たるということかもしれません。
E型 25.0% I型 75.0%
内向型に強く偏っています。人に相談する前に、まず自分で調べる人たち。
T型 33.5% F型 66.5%
T型・F型のどちらも一定数います。壊れ方が違うだけで、悩まないわけではありません。
J型 47.7% P型 52.3%
この偏りの正体はなぜ愛着に悩むのはN型ばかりなのかで詳しく扱っています。
64タイプ 多い順 TOP10
MBTI16タイプ×愛着4タイプ=64通りのうち、実際に多かった組み合わせです。
最多はINFJF(恐れ回避型)で2,390件・8.67%。64通りに分かれてなおこの集中度は、偶然では起こりません。
逆にほとんど出ない組み合わせもあります。レア度ランキングで全64タイプの出現率を公開しています。
自分の結果を、どう使うか
順位表で自分のMBTIを見つけたあと、多くの人が2つのうちどちらかに転びます。「やっぱり自分はこうなんだ」と決めつけるか、「当たっていない」と全部捨てるか。どちらももったいない使い方です。
上位に自分がいた場合 — 傾向であって診断ではない
たとえば回避型の上位にあるMBTIだったとしても、それはそのMBTIの人の中で回避型が多めという意味であって、あなたが回避型だという意味ではありません。同じタイプの中に、安定型も不安型も必ずいます。
使いどころは別にあります。自分の性格がどちら側の防衛に転びやすいかが分かることです。T型で内向なら、しんどいときに「連絡を減らす」方向へ倒れやすい。それを知っていれば、倒れた瞬間に「いま切りにいっているな」と気づけます。気づけると、選べるようになります。
上位に自分がいなかった場合 — そちらのほうが情報量が多い
F型なのに回避が強い、T型なのに不安が強い——この「性格の傾向と逆」のパターンは、愛着のほうがはっきり関係の履歴で作られている可能性が高いことを示します。生まれ持った処理の癖ではなく、過去の関係で身につけた守り方だということです。
後天的に身につけたものは、後天的に外せます。逆説的ですが、順位表から外れている人のほうが、変えやすい位置にいることが多いです。
パートナーのタイプを推測するときの注意
この表を相手に当てはめて「彼はINTJだから回避型だ」と結論づけるのは、いちばんやってはいけない使い方です。行動を見ずにラベルで判断すると、実際に起きていることが見えなくなります。
相手を見るときは、性格タイプではなく行動で判定してください。連絡の時間帯、予定の入れ方、こちらが離れたときの反応——判定に使えるのはこの3つです。詳しくは回避型の見極めチェックリストにまとめています。

この数字は、どうやって集めたか
順位だけを見せて出典を書かない記事が多い領域なので、集め方と限界をそのまま公開します。数字の作り方が分からない統計は、信じる必要がありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データ源 | 当サイトの64タイプ診断(46問・無料・登録不要)の回答を匿名で集計したもの |
| 件数 | n=27,581(2026年9月12日時点) |
| 更新 | 回答が増えるたびに自動再集計。手作業での数字の修正はしていない |
| MBTIの判定 | 4軸それぞれを連続量で測り、中点で16タイプに割り当て |
| 愛着の判定 | 愛着不安・愛着回避の2次元を測り、両軸の高低で4タイプに分類(安定/不安/回避/恐れ回避) |
| 除外 | 途中離脱・全問同一回答・同一セッションの重複送信 |
| 集計の単位 | 「そのMBTIの中での割合」。母数が小さいタイプは割合が動きやすい |
この数字が言えること・言えないこと
言えること:当サイトの診断を受けた人の中では、愛着タイプごとに集まる性格タイプが明確に違う。とくに回避型のT型偏重と、不安型のF型偏重は、母数が増えても順位が入れ替わらない安定した傾向です。
言えないこと:日本全体の分布ではありません。この診断に来る人は、すでに「人間関係で困っている」という入口を通っています。したがって、ここでの回避型の比率が一般人口の比率より高いのは当然で、比率そのものを一般化してはいけません。読み取ってよいのは、タイプ間の相対的な差だけです。
自己申告であることの限界
愛着スタイルの測定は自己申告なので、回避型ほど自分の回避に気づきにくいという構造的な弱点があります。「自分は平気」と答える傾向が、回避の中核症状そのものだからです。つまり実際の回避型は、ここに出ている数字よりさらに多い可能性があります。逆に不安型は自分の不安を自覚しやすいため、比率がやや大きく出ます。
この非対称は、他の自己申告式の愛着調査でも共通して指摘される点です。数字を絶対値として扱わず、方向として読んでください。
引用について
本ページの数値は自由に引用していただけます。その際は出典として本ページのURLを明記してください。数値は自動更新のため、引用時点の日付(本ページ内に表示しています)を併記していただけると正確です。
読み方の注意 — MBTIが愛着を決めるわけではない
- これは相関であって因果ではありません。愛着スタイルは幼少期の養育環境で形成されるもので、MBTIが原因で回避型になるわけではありません
- 同じMBTIでも4つの愛着タイプすべてに分布します。性格と愛着は独立した2つの軸——だからこそ掛け合わせ(16×4=64タイプ)に意味があります
- 当サイトの診断者はN型・I型に偏っているため、一般人口の分布とは異なります(n=27,581、2026年9月12日時点)
- MBTI®およびMyers-Briggs Type Indicator®は米国およびその他の国における登録商標です。当サイトは非関係の独自コンテンツであり、公式のMBTI検査を提供するものではありません
自分がどの組み合わせかは、64タイプ診断(無料・46問)で、MBTI・愛着スタイル・認知機能の使われ方まで一度に分析できます。
よくある質問
Q. 回避型に多いMBTIはどれですか?
当サイトの64タイプ診断27,581件では、ISTP(13.8%)が最多で、ISTJ(12.7%)・INTJ(10.9%)が続きます。上位3つはいずれもT型(思考型)でした。感情より論理を優先する回路を持つタイプは、親密さが増したときに感情を切り離す回避型の防衛と親和性が高いと考えられます。
Q. 不安型に多いMBTIはどれですか?
INFP(19.9%)が最多で、INFJ(15.3%)・ENFP(12.5%)が続きます。回避型とは対照的に、上位にF型(感情型)が並びます。関係の中で起きたことを感情の記憶として保持し続けるため、返信が来ない時間に頭の中で物語が進みやすくなります。
Q. MBTIがわかれば愛着タイプもわかりますか?
わかりません。偏りはあるものの、同じMBTIでも4つの愛着タイプすべてに分布します。性格は生まれつきの気質、愛着は育ちの中で学習した対人パターンで、別々に測る必要があります。
Q. 自分の組み合わせを知るにはどうすればいいですか?
当サイトの64タイプ診断(無料・46問・約5分)で、MBTI16タイプ×愛着4スタイルの組み合わせと、認知機能が愛着とどう絡むかまで分析できます。登録不要で、結果はURLで保存できます。
Q. 恐れ回避型に多いMBTIはどれですか?
F型(感情型)と内向型の組み合わせが上位に来ます。感情を強く受け取る力と、それを外に出さない癖が同居しているためです。恐れ回避型は不安と回避の両方が高い状態で、近づきたい気持ちと近づかれる怖さが同時に立ち上がります。そのため関係の中では急接近と急停止が交互に現れ、本人にも理由が説明できないことが多くなります。
Q. 安定型に多いMBTIはありますか?
安定型は、特定のMBTIに偏りません。これがこの調査でもっとも重要な発見です。回避型や不安型には性格タイプの偏りがはっきり出るのに対し、安定型はどの性格からも比較的まんべんなく現れます。つまり「安定型になれる性格」というものは無く、性格ではなく関係の履歴が決めているということです。
Q. なぜこのサイトの割合は一般的な統計と違うのですか?
診断に来る人が、すでに人間関係で困っているという入口を通っているためです。一般人口では安定型が最も多いとされますが、当サイトでは不安を抱えた層が濃く集まります。したがって比率そのものを一般化することはできません。読み取ってよいのは、タイプ間の相対的な差(どの愛着タイプにどの性格が集まりやすいか)だけです。
Q. 愛着タイプは変わりますか?MBTIは変わりますか?
愛着タイプは変わります。関係の履歴で作られたものなので、安全な関係を経験すると書き換わっていきます。一方でMBTI(気質)は生涯を通じて比較的安定しており、大きくは変わりません。だからこそ「性格は変えずに、関係の型だけを変える」という方向が現実的です。
まとめ
- 回避型の上位はISTP・ISTJ・INTJ、不安型の上位はINFP・INFJ・ENFP。T型とF型できれいに分かれます
- 診断者の40.5%が恐れ回避型。一般人口の推定より、はるかに濃く集まっています
- 64タイプの最多はINFJF(8.67%)
- MBTIと愛着は独立した2軸。相関はあるが因果ではなく、同じ性格でも愛着は変えられます
- 次の一歩:64タイプ診断で自分の組み合わせを知る/なぜ愛着に悩むのはN型ばかりなのか/MBTI×愛着 タイプ別ガイド
※ 本記事の統計は当サイトの診断データ(n=27,581、2026年9月12日時点)に基づく傾向であり、学術調査ではありません。回答が増えるたびに自動で更新されます。