「回避型に多いMBTIは?」「INFPは何型が多い?」——当サイトの64タイプ診断(682件)とビッグ5診断(741件)に集まった計1,423件の実データから、愛着タイプ別の性格分布を集計しました(2026年7月22日更新)。最初に結論です。
- 安定型に多い:ENFP(16%)・INFP(11%)・INFJ(9%)
- 不安型に多い:INFJ(18%)・INFP(14%)・ISTJ(10%)
- 回避型に多い:INTJ(17%)・ISTP(15%)・INTP(10%)
- 恐れ回避型に多い:INFP(24%)・INFJ(15%)・INTJ/INTP(各10%)
それぞれ「なぜその組み合わせが多いのか」を、認知機能の観点から解説します。後半ではビッグ5診断741件から見えた愛着タイプ別の性格因子の違いも公開します。
🛡️ 安定型に多いMBTI — 外向×感情表現の強さ
TOP5:ENFP 16%/INFP 11%/INFJ 9%/ESFJ 8%/ESFP 8%(n=227)
安定型の上位には、感情を素直に外へ出せるタイプが並びます。ENFPやESFPは、嬉しい・寂しい・不安といった気持ちをためこむ前に表現して解消するのが得意。愛着理論でいう「安全基地とのやりとり」——不安になったら近づき、安心したら離れる健全なサイクル——が、性格レベルで回りやすいのです。
意外なのはINFPが2位に入ること。後述のとおりINFPは恐れ回避型の1位でもあり、同じMBTIでも育った環境で愛着はまったく変わることを示す好例です(MBTIと愛着は別の軸です)。
💓 不安型に多いMBTI — 反芻する内向×関係を確定させたいJ型
TOP5:INFJ 18%/INFP 14%/ISTJ 10%/ISFJ 10%/ENFP 10%(n=147)
不安型の1位はINFJ。主機能Ni(内向的直観)は相手の些細な変化から先の展開を読む機能で、これが「見捨てられの予兆センサー」として過剰動員されやすい組み合わせです(詳しくはINFJ×愛着)。
注目はISTJ・ISFJという「番人系」が上位に食い込むこと。真面目で秩序を好むSi型は、記憶の保持力が高く「あのとき言われた一言」を鮮明に再生し続けます。また関係を白黒はっきり「確定」させたいJ型の傾向が、返信の遅れなどの宙ぶらりん状態を人一倍苦しくします。派手に取り乱さないぶん、静かに消耗する不安型です。
🔒 回避型に多いMBTI — 感情を切り離すT型内向
TOP5:INTJ 17%/ISTP 15%/INTP 10%/INFP 9%/ISFJ 9%(n=89)
回避型はきれいにT型(思考型)の内向が上位を占めました。回避型の中核防衛は「不活性化」——親密さが増すと感情のスイッチを切って距離を取る仕組みですが、T型はもともと感情より論理を優先する回路を標準装備しているため、この防衛が自然に、そして強力に働きます。
INTJ・INTPは「一人の時間=生産性」という正当化がしやすく、ISTPは行動で示すぶん言葉の交流が減りがち。距離を取っている自覚すらないまま、パートナーには「壁」として体験されます(回避型の本気サイン・回避型の恋愛も参照)。
🌀 恐れ回避型に多いMBTI — INFPが24%で圧倒的1位
TOP5:INFP 24%/INFJ 15%/INTJ 10%/INTP 10%/ISTP 8%(n=219)
最も複雑な愛着スタイルである恐れ回避型(近づきたいのに怖い)では、INFPが約4人に1人という圧倒的な偏りが出ました。データが450件から682件に増えても、この1位は揺らいでいません。主機能Fi(内向的感情)は、深く豊かな内面世界と強い理想を持つ機能。愛への理想が高いほど「本当の自分を見せたら壊れる」という恐れも大きくなり、渇望と恐怖が同居する恐れ回避型のパターンと強く共鳴します(INFP×愛着・近づきたいのに怖い)。
なお、恐れ回避型の65%はN型(直観型)でした(安定型56%・不安型61%・回避型56%と比べても最多)。この偏りの正体はなぜ愛着に悩むのはN型ばかりなのかで深掘りしています。
📊 ビッグ5診断741件で見る、愛着タイプ別の性格因子
当サイトのビッグ5性格診断(40問・愛着も同時測定)に集まった741件で、愛着タイプごとの5因子の平均スコアを集計しました。MBTIとは別の測定方法でも、愛着タイプごとの性格の輪郭がはっきり出ています。
| 愛着タイプ(n) | 開放性 | 誠実性 | 外向性 | 協調性 | 情緒不安定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🛡️ 安定型(219) | 45 | 49 | 59 | 48 | 35 |
| 💓 不安型(213) | 63 | 51 | 44 | 71 | 70 |
| 🔒 回避型(184) | 62 | 42 | 35 | 46 | 45 |
| 🌀 恐れ回避型(125) | 61 | 52 | 37 | 60 | 71 |
数値は各因子の平均パーセントスコア(高いほどその傾向が強い)。
- 安定型だけ情緒不安定性が突出して低い(35)。外向性も4タイプ中トップで、「安心して外に出ていける」土台がスコアに直結しています
- 不安型は協調性71×情緒不安定70の組み合わせ。「人に合わせる力が高いのに、心が休まらない」——気配りと消耗が同居する不安型の実像が数字に出ました
- 回避型は外向性35で最低・誠実性も42と低め。人との接点を絞り、コツコツ型の枠にもはまらない「一人で自分のペース」型です
- 恐れ回避型は情緒不安定71で最高。不安型と似た高さですが、外向性が37と低い(不安型は44)——「苦しいのに、人に向かえない」のが数字上の違いです
ビッグ5診断で各愛着タイプに最も多かった組み合わせ(32タイプ中)は、安定型=優しきキングモグラ、不安型=パリピイモムシ、回避型=あこがれエイリアン、恐れ回避型=割れ物チューウィーでした。自分のタイプはビッグ5診断(無料)で確認できます。
読み方の注意 — MBTIが愛着を決めるわけではない
- これは相関であって因果ではありません。愛着スタイルは幼少期の養育環境で形成され、MBTIが原因で回避型になるわけではない
- 同じINFPでも安定型2位・恐れ回避型1位に登場するように、性格と愛着は独立した2つの軸。だからこそ掛け合わせ(16×4=64タイプ)に意味があります
- 当サイトの診断者はN型に偏っているため、一般人口の分布とは異なります(64タイプ診断682件+ビッグ5診断741件、2026年7月22日時点の集計)
自分がどの組み合わせかは、64タイプ診断(無料・40問)で、MBTI・愛着スタイル・認知機能の使われ方まで一度に分析できます。
よくある質問
Q. 回避型に多いMBTIはどれですか?
当サイトの64タイプ診断データ682件では、INTJ(17%)が最多で、ISTP(15%)・INTP(10%)が続きます。感情より論理を優先するT型の内向タイプは、親密さが増すと感情を切り離す回避型の防衛と親和性が高いと考えられます。ビッグ5診断でも回避型は外向性の平均が4タイプ中最低(35%)でした。
Q. MBTIがわかれば愛着タイプもわかりますか?
わかりません。偏りはあるものの、同じMBTIでも4つの愛着タイプすべてに分布します(INFPは安定型でも恐れ回避型でも上位)。性格は生まれつきの気質、愛着は育ちの中で学習した対人パターンで、別々に測る必要があります。
Q. 自分の組み合わせを知るにはどうすればいいですか?
当サイトの64タイプ診断(無料・40問・約5分)で、MBTI16タイプ×愛着4スタイルの組み合わせと、認知機能が愛着とどう絡むかまで分析できます。登録不要で結果はURLで保存できます。
まとめ
- 安定型=感情表現が得意な外向NF/SP、不安型=反芻する内向+番人系J型、回避型=感情を切り離すT型内向、恐れ回避型=INFPが24%で圧倒的
- ビッグ5でも同じ輪郭:安定型だけ情緒安定・不安型は協調性×情緒不安定の同居・回避型は外向性最低・恐れ回避型は「苦しいのに人に向かえない」
- MBTIと愛着は独立した2軸。相関はあるが因果ではなく、同じ性格でも愛着は変えられる
- 次の一歩:64タイプ診断で自分の組み合わせを知る/なぜ愛着に悩むのはN型ばかりなのか/MBTI×愛着 タイプ別ガイド
※ 本記事の統計は当サイト診断データ(64タイプ診断682件+ビッグ5診断741件、2026年7月22日時点)に基づく傾向であり、学術調査ではありません。