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MBTIの統計データ

モテるMBTIランキング — 恋が続く16タイプの順位を、約5万件の診断データで確かめる

── 「第一印象で好かれる」と「関係が続く」を分けて測り、64タイプで見ると順位がどう逆転するかまで

モテるMBTIランキング|恋が続く1位は?あなたは何位

「モテるMBTIって、結局どのタイプなの?」。SNSには「ENFPはモテる」「INTJはモテない」といった断言が並びますが、その多くは書き手の印象で、何を数えたのかが書かれていません。この記事は印象ではなく、当サイトの64タイプ診断に寄せられた約5万件(51,930件)の結果から16タイプの順位を出します。

先に結論を書きます。「関係が続く力」を表す恋愛偏差値の平均は、1位ESTP(56.2)、2位ESTJ(55.0)、3位ESFP(54.5)で、上位8位までを外向型(E)が占め、最下位はINFJ(46.6)でした。ただし、この差の大部分は「そのタイプに安定型の愛着を持つ人がどれだけいるか」の違いでした。愛着スタイルの割合をそろえて計算し直すと、1位と16位の差は9.6から3.2へ、約3分の1に縮みます。そして64タイプで見ると、16タイプで最下位だった安定型のINFJ(58.7)は、1位だった恐れ回避型のESTP(43.6)を15点上回ります。

つまり、モテるかどうかをMBTIの4文字だけで決めることはできません。この記事では、「モテる」を第一印象で好かれることと関係が続くことの二つに分けて、それぞれ何を数えたかを明らかにしたうえで、16タイプの順位と読み解き、64タイプの視点、広場(当サイトのコミュニティ)で実際に好かれた量、男女差について研究でわかっていること、モテないと言われがちなタイプの本当の強み、タイプ別の一言アドバイスまで順に書きます。

この記事の位置づけ。数字はすべて当サイトの診断を自分から受けに来た人の結果で、日本の一般人口を代表するものではありません。性格や恋愛の良し悪しを決めるものでもありません。本文では、観察(当サイトで集計した数字そのもの)、研究(論文で確かめた内容)、編集部の解釈(数字と研究をもとにした読み解き。臨床心理士が監修)を分けて書いています。

集計日は2026年9月30日です。MBTIは登録商標で、当サイトの診断は公式のMBTI検査ではなく、4つの指標の考え方を借りた独自の質問紙です(詳しくはMBTIの信頼性、愛着MBTIとは)。

この記事でわかること

  • 恋が続く力(恋愛偏差値)で見た、モテるMBTIランキング1位〜16位と、その数字の幅
  • 「モテる」を何で測ったか — 第一印象で好かれる/関係が続く、の二つを分けた理由
  • 順位を動かしているのはMBTIより「安定型の割合」だった、という集計結果
  • 64タイプで見ると順位が逆転する組み合わせと、上位10・下位10
  • 広場(コミュニティ)で実際にギフトやスタンプを受け取った量 — 送った量との関係
  • 男性・女性で順位は変わるのか、研究でわかっていること
  • モテないと言われがちなタイプの本当の強みと、タイプ別の一言アドバイス

結論 — モテるMBTIランキング 1位〜16位

恋愛偏差値の平均が高い順に並べました。恋愛偏差値は、診断の終わりにある恋愛の6問と、愛着の16問から出す当サイト独自の指標です(中身は次の章で説明します)。平均50・標準偏差10になるように作ってあり、55なら「診断を受けた人全体の中でやや上」、45なら「やや下」の目安です。

順位タイプ恋愛
偏差値
安定型
の割合
愛着を
そろえた値
件数
1位 ESTP起業家・ウルフ 56.2 56.8% 51.5 1,092
2位 ESTJ幹部・ライオン 55.0 47.9% 52.2 971
3位 ESFPエンターテイナー・パロット 54.5 55.9% 50.3 1,673
4位 ESFJ領事・ゴールデンレトリバー 54.2 50.6% 50.9 1,539
5位 ENTP討論者・モンキー 54.0 47.8% 50.5 1,031
6位 ENFP広報運動家・アルパカ 53.5 50.5% 49.8 3,668
7位 ENFJ主人公・スワン 53.3 44.6% 50.3 1,809
8位 ENTJ指揮官・ドラゴン 53.2 41.9% 51.0 612
9位 ISFP冒険家・ハムスター 48.9 28.5% 49.3 3,946
10位 ISTP巨匠・黒猫 48.9 25.5% 49.1 2,927
11位 ISTJ管理者・フクロウ 48.8 24.2% 49.9 3,864
12位 INTP論理学者・カラス 48.3 23.8% 49.1 2,647
13位 ISFJ擁護者・ヘッジホッグ 48.3 24.1% 49.7 4,834
14位 INFP仲介者・うさぎ 47.7 24.5% 49.0 7,856
15位 INTJ建築家・パンサー 47.6 18.2% 49.6 2,687
16位 INFJ提唱者・オッター 46.6 19.0% 49.1 7,436

※ 集計日 2026年9月30日。恋愛偏差値は2026年8月11日以降に診断を終えた48,592件の平均、安定型の割合は2026年4月14日以降の51,930件から。「愛着をそろえた値」は、どのタイプも安定型30.1%・不安型15.6%・回避型13.8%・恐れ回避型40.5%(全体の割合)だったと仮定して計算し直した平均です。8位と9位の間の線は外向型と内向型の境目です。

上位に並んだタイプに共通すること

上位8位はすべて外向型(E)で、どのタイプも安定型の割合が41.9〜56.8%ありました。全体の安定型は30.1%なので、外向型には安定型が多く集まっていたことになります。1位のESTPは安定型が56.8%と16タイプで最も高く、不安(診断の不安スコアの平均36.4)も16タイプで最も低い値でした。

下位に並んだタイプに共通すること

9位から16位はすべて内向型(I)で、安定型の割合は18.2〜28.5%、代わりに恐れ回避型(近づきたいのに近づくのが怖い型)が37.3〜56.2%を占めていました。最下位のINFJは恐れ回避型が56.2%で、2人に1人を超えます。

順位の差はどれくらい大きいのか

1位と16位の差は9.6点で、標準偏差(約10)とほぼ同じ大きさです。数字としては小さくありません。ただし、同じタイプの中のばらつきのほうがずっと大きいことに注意してください。どのタイプも標準偏差が8.6〜10.1あり、ESTPにも偏差値40台の人は多く、INFJにも60台の人は多くいます。隣り合う順位(たとえば4位ESFJ 54.2と5位ENTP 54.0)の差は、件数から見て誤差の範囲で、入れ替わってもおかしくありません。読むべきなのは細かい順位より、「外向型の8タイプ」と「内向型の8タイプ」の二つの塊の差です。

「モテる」を何で測ったか — 二つのモテを分ける

「モテる」という言葉には、少なくとも二つの意味が混ざっています。初対面や出会いの場で好意を集めることと、付き合ってから関係が続き、相手に「この人といると安心する」と思われることです。心理学の研究でも、この二つは同じではありません。出会った直後に人気を集めた人が、数週間後には評価を下げていたという研究があります(後の章で紹介します)。そこでこの記事では、二つを分けて、それぞれ別のデータで測りました。

モテの意味当サイトで使ったデータ件数向いている問い
関係が続く診断の恋愛偏差値・安定型の割合・安定度(不安と回避の低さ)48,592〜51,930件どのタイプが安心できる関係を作りやすいか
第一印象で好かれる広場(コミュニティ)でギフト・スタンプ・贈りものを受け取った相手の人数237人(動いた88人)初対面に近い場で、誰が好意を受け取っているか
(参考)どう惹かれるか恋愛の6問の甘えたい・受け止めたい・主導権48,592件恋の出方の違い(順位ではなく特徴)

第一印象で好かれる — 数が少ないので大きな括りで

第一印象のモテを測れるのは、当サイトの中では広場(登録制のコミュニティ)だけです。見知らぬ人どうしが短い投稿やゲームで出会い、気に入った相手にスタンプや贈りものを送ります。ただし対象は237人で、16タイプに分けると1タイプあたり6〜31人しかいません。これでは順位に意味がないので、外向型と内向型、思考型と感情型、愛着の4分類という大きな括りでだけ集計しました。

関係が続く — 恋愛偏差値の中身

恋愛偏差値は、次の三つの部分から出しています。いちばん重いのは安定度(不安と回避の低さ、55%)、次に甘える・甘えられるの釣り合い(どちらかが極端でないか、25%)、そして主導権の偏りの少なさ(20%)です。「甘えたいのに弱みを見せられない」という葛藤が強いと減点します。さらに、性格研究で関係の満足度と結びつくことが報告されている協調性・誠実性に近い、MBTIの感情型(F)と判断型(J)の傾向に、最大で偏差値±4程度の小さな補正を足しています。

補正を外しても順位はほぼ同じ

F・Jへの補正が順位を作っていないかを確かめるため、補正の入らない「安定度」(不安と回避の低さだけ)でも並べ直しました。結果は1位ESTP、2位ESFP、3位ENFP……16位INFJで、上位8が外向型・下位8が内向型という形は変わりませんでした。補正がF・Jに有利に働くはずなのに、1位が思考型(T)・知覚型(P)のESTPであることからも、順位の本体は補正ではなく不安と回避の差だとわかります。

このランキングが測っていないこと

顔立ちや体型、年齢、収入、話のうまさ、住んでいる場所、出会いの数など、実際の恋愛を大きく左右する要素は一つも入っていません。恋愛経験の数も数えていません。このランキングは「どのタイプが多くの人に好かれるか」ではなく、「どのタイプに、安心できる関係を作りやすい心の傾向を持つ人が多いか」を表しています。

データの出どころと件数

データ期間件数除いたもの
64タイプ診断の結果(型・愛着4分類)2026年4月14日〜9月30日51,930件型の形になっていない記録。同じ端末から24時間以内に同じ結果を重ねた分
不安・回避のスコア同上51,412件スコアが保存されていない古い記録
恋愛偏差値・甘えたい・受け止めたい・主導権2026年8月11日〜9月30日48,592件恋愛の6問を導入する前の記録
広場の登録者(型が64タイプの形)2026年8月15日〜9月30日237人運営・CPU・退会者・型がビッグ5形式の人(109人)
広場のギフト・スタンプ・贈りもの2026年9月5日〜9月30日1,269件自分宛て・運営とCPUからの送信

偏り — これは「来た人の内訳」で一般人口ではない

当サイトは愛着スタイルと恋愛の悩みを扱っているため、恋愛や人間関係に悩んでいる人が集まりやすいサイトです。実際、全体の恐れ回避型は40.5%で、一般向けの研究でよく示される割合より多く出ています。内向型に恐れ回避型が多かったのも、「悩んでいる内向型の人が特に多く訪れた」ことの表れかもしれません。この表は「日本の内向型はモテない」ではなく、「このサイトに来た内向型の人は、恋愛に不安を抱えている割合が高かった」と読むのが正確です。

同じ人の重複と、自己申告の限界

同じ端末から24時間以内に同じ結果が出た分は除いていますが、日を変えて受け直した人は別の件数として数えられています。また、診断はすべて自己申告で、その日の気分や「こう見られたい」という気持ちが答えに混ざります。個人が特定できる情報は集計に使っておらず、表に出しているのはタイプ別の平均と割合だけです。

1位〜4位の読み解き — 外向×感覚型が上位を占めた

上位4タイプはすべて外向(E)×感覚(S)の組み合わせでした。今ここの出来事に反応し、人と一緒に動くことに抵抗が少ないタイプです。編集部は、この「動きの軽さ」が、関係の中で不安を溜め込みにくいことにつながっていると考えています(解釈)。

1位 ESTP(起業家)— 不安の低さが16タイプで最も低い

恋愛偏差値56.2、安定型56.8%、不安スコアの平均36.4はいずれも16タイプで最も良い値でした。一方で回避型も19.1%いて、甘えたい気持ち(48.7%)は外向型の中で低めです。気軽に近づけて、重くならないのがESTPのモテ方で、そのぶん「本気かどうか分からない」と思われやすい面もあります。詳しくはESTPのタイプ解説、ESTPと愛着スタイル、ESTPの割合へ。

2位 ESTJ(幹部)— 愛着をそろえると1位になる

恋愛偏差値55.0。安定型は47.9%とESTPより少ないのに2位に入ったのは、同じ愛着の型どうしで比べたときの値が高いからです。愛着の割合をそろえた値では52.2で16タイプの1位になり、恐れ回避型のESTJ(45.9)は恐れ回避型の16タイプの中で最も高い値でした。主導権の数値(52.1%)も16タイプで最も高く、「決めてくれる安心感」がこのタイプの持ち味です。ESTJのタイプ解説/ESTJと愛着/ESTJの割合

3位 ESFP(エンターテイナー)— 甘えるのも甘えられるのも得意

恋愛偏差値54.5、安定型55.9%。回避型はわずか5.8%で、甘えたい65.7%・受け止めたい76.3%とどちらも高く、気持ちの出し入れに壁が少ないタイプです。一方で主導権は34.6%と低めで、相手に委ねることが多い傾向でした。ESFPのタイプ解説/ESFPと愛着/ESFPの割合

4位 ESFJ(領事)— 不安型も4人に1人

恋愛偏差値54.2、安定型50.6%。ただし不安型も24.4%と多く、尽くすことで安心を得る形になりやすいタイプです。相手の反応が薄いと自分の不安が膨らむので、尽くす量より「言葉で確かめ合う回数」を増やすほうが関係は続きやすいと考えられます。ESFJのタイプ解説/ESFJと愛着/ESFJの割合

5位〜8位の読み解き — 外向×直観型は「追いかける恋」に注意

5〜8位は外向(E)×直観(N)の4タイプで、偏差値は53.2〜54.0とほぼ横並びでした。この4つは順位の差より、感情型(ENFP・ENFJ)と思考型(ENTP・ENTJ)で恋の出方がはっきり分かれることのほうが大事です。

5位 ENTP(討論者)— 安定型の中では3番目に高い

恋愛偏差値54.0。安定型のENTPは60.9で、64タイプ全体でも3位でした。回避型が22.2%と外向型で最も多く、話は盛り上がるのに、気持ちの話になると冗談でかわすことがあります。ENTPのタイプ解説/ENTPと愛着/ENTPの割合

6位 ENFP(広報運動家)— 甘えたい・受け止めたいが最も高い

恋愛偏差値53.5。甘えたい67.9%・受け止めたい78.3%はどちらも16タイプで最も高く、「モテるMBTI」としてSNSで名前が挙がりやすいのも頷ける、好意を表に出すタイプです。一方で不安型が26.2%いて、相手の返事が遅いだけで気持ちが大きく揺れることがあります。ENFPのタイプ解説/ENFPと愛着/ENFPの割合

7位 ENFJ(主人公)— 不安型の割合が16タイプで最も高い

恋愛偏差値53.3。不安型が28.5%と16タイプで最も多く、相手のために動けるぶん、相手の気持ちが見えないと自分を責めやすい傾向がありました。安定型のENFJ(60.1)は64タイプの5位で、安心できる相手のもとでは最も「与える恋」ができるタイプの一つです。ENFJのタイプ解説/ENFJと愛着/ENFJの割合

8位 ENTJ(指揮官)— 件数は最少、愛着をそろえると3位

恋愛偏差値53.2。件数は612件と16タイプで最も少なく、順位の揺れも大きいタイプです。愛着をそろえた値は51.0で3位に上がります。主導権51.7%と、ESTJに次いで関係を引っ張る側に立つことが多く、相手が同じく主導権を取りたい人だとぶつかりやすいと考えられます。ENTJのタイプ解説/ENTJと愛着/ENTJの割合

9位〜12位の読み解き — 内向型の上位は「静かな安定」

9位からは内向型です。偏差値は48.3〜48.9で、内向型の8タイプの中の差はとても小さく、1点以内に5タイプが並んでいます。ここからは順位よりも、それぞれのタイプがどんな形の不安を抱えやすいかを見てください。

9位 ISFP(冒険家)— 主導権は16タイプで最も低い

恋愛偏差値48.9、安定型28.5%は内向型で最も高い割合でした。主導権は28.2%で16タイプの最低で、相手に合わせることで関係を守るタイプです。合わせすぎて自分の気持ちが分からなくなる前に、「どっちでもいい」を一日一回減らすことから始めると楽になります。ISFPのタイプ解説/ISFPと愛着/ISFPの割合

10位 ISTP(巨匠)— 回避型が16タイプで最も多い

恋愛偏差値48.9。回避型が30.2%と16タイプで最も多く、甘えたい気持ちは33.8%で最も低い値でした。一人の時間があって初めて人といられるタイプで、束縛されない関係ではむしろ長続きします。ISTPのタイプ解説/ISTPと愛着/ISTPの割合

11位 ISTJ(管理者)— 愛着をそろえると8位に上がる

恋愛偏差値48.8。愛着をそろえた値は49.9で、内向型では最も高く、16タイプでも8位まで上がります。安定型のISTJ(59.8)は64タイプの9位で、安心できる相手と組んだときの誠実さはこのタイプの大きな強みです。ISTJのタイプ解説/ISTJと愛着/ISTJの割合

12位 INTP(論理学者)— 気持ちより先に理屈が出る

恋愛偏差値48.3。甘えたい36.0%、受け止めたい59.0%とどちらも低めで、感情を言葉にする前に頭の中で整理しきろうとする傾向があります。相手からは「冷たい」と見えても、本人は考え続けていることが多いタイプです。INTPのタイプ解説/INTPと愛着/INTPの割合

13位〜16位の読み解き — 恐れ回避型の多さが順位を下げていた

下位4タイプは、恐れ回避型の割合が47.9〜56.2%と特に高いグループでした。恐れ回避型は「人と深くつながりたいのに、近づくほど怖くなる」型で、恋愛偏差値の平均は41.2と4分類で最も低くなります。つまり下位のタイプが低いのは、MBTIの4文字のせいというより、この型の人が多く集まっていたからです。

13位 ISFJ(擁護者)— 受け止める力は高いのに、不安も高い

恋愛偏差値48.3。受け止めたい68.2%と、相手を支える力は外向型に負けていません。ただ不安スコア57.6は16タイプで2番目に高く、尽くしながら「嫌われていないか」を確かめ続けてしまうことが順位を下げています。ISFJのタイプ解説/ISFJと愛着/ISFJの割合

14位 INFP(仲介者)— 件数は最多、愛着をそろえた値も最下位

恋愛偏差値47.7。件数は7,856件と16タイプで最も多いタイプです。愛着をそろえた値でも49.0で16位になり、MBTIとしての差がわずかに残るタイプでもありました。ただ、その差は1位ESTJとの間でも3.2点で、安定型のINFP(58.7)は恐れ回避型のどのタイプより12点以上高い値です。INFPのタイプ解説/INFPと愛着/INFPの割合

15位 INTJ(建築家)— 安定型が16タイプで最も少ない

恋愛偏差値47.6。安定型は18.2%で16タイプで最も少なく、回避スコア61.0は最も高い値でした。それでも愛着をそろえた値は49.6で11位まで上がります。心を開くまでに時間がかかるだけで、開いた後の関係の作り方は下手ではない、というのが数字から見える姿です。INTJのタイプ解説/INTJと愛着/INTJの割合

16位 INFJ(提唱者)— 恐れ回避型が2人に1人以上

恋愛偏差値46.6、不安スコア60.7はどちらも16タイプで最も厳しい値でした。恐れ回避型が56.2%を占めたことが、ほぼそのまま順位になっています。ただ、愛着をそろえた値は49.1で、INFP(49.0)より上の15位です。「INFJはモテない」のではなく、このサイトに来たINFJには、近づくことに怖さを抱えた人が特に多かったと読んでください。INFJのタイプ解説/INFJと愛着/INFJの割合

順位を動かしているのは「安定型の割合」だった

下の図は、16タイプそれぞれの恋愛偏差値の平均(紫の点)と、愛着スタイルの割合を全体と同じにそろえて計算し直した値(金色の点)を並べたものです。紫の点は45〜57に広く散らばっていますが、金色の点は49〜52の狭い範囲に集まります。

そのままの平均愛着の割合をそろえた値
45 48 51 54 57 平均50 ESTP ESTP 愛着をそろえた値 51.5 ESTP そのままの平均 56.2 56.2 → 51.5 ESTJ ESTJ 愛着をそろえた値 52.2 ESTJ そのままの平均 55.0 ESFP ESFP 愛着をそろえた値 50.3 ESFP そのままの平均 54.5 ESFJ ESFJ 愛着をそろえた値 50.9 ESFJ そのままの平均 54.2 ENTP ENTP 愛着をそろえた値 50.5 ENTP そのままの平均 54.0 ENFP ENFP 愛着をそろえた値 49.8 ENFP そのままの平均 53.5 ENFJ ENFJ 愛着をそろえた値 50.3 ENFJ そのままの平均 53.3 ENTJ ENTJ 愛着をそろえた値 51.0 ENTJ そのままの平均 53.2 ISFP ISFP 愛着をそろえた値 49.3 ISFP そのままの平均 48.9 ISTP ISTP 愛着をそろえた値 49.1 ISTP そのままの平均 48.9 ISTJ ISTJ 愛着をそろえた値 49.9 ISTJ そのままの平均 48.8 INTP INTP 愛着をそろえた値 49.1 INTP そのままの平均 48.3 ISFJ ISFJ 愛着をそろえた値 49.7 ISFJ そのままの平均 48.3 INFP INFP 愛着をそろえた値 49.0 INFP そのままの平均 47.7 INTJ INTJ 愛着をそろえた値 49.6 INTJ そのままの平均 47.6 INFJ INFJ 愛着をそろえた値 49.1 INFJ そのままの平均 46.6 46.6 → 49.1
当サイトの診断 48,592件(2026年8月11日〜9月30日)。そろえた値は「どのタイプも安定型30.1%・不安型15.6%・回避型13.8%・恐れ回避型40.5%だったら」という計算です。数値は上の順位表にも載せています。

愛着をそろえると、差は3分の1に縮む

そのままの平均では1位と16位の差が9.6点ありましたが、愛着をそろえると差は3.2点になりました。16タイプの差の約3分の2は、「そのタイプに安定型が何割いるか」の違いで説明できるということです(観察)。安定型の割合が多いタイプほど順位が高く、恐れ回避型が多いタイプほど低い、という関係がはっきり出ています。

ただし、恋愛偏差値の半分以上は不安と回避の低さで決まる作りなので、安定型が高く出るのは設計上当然の面もあります。この章で言えるのは「安定型が高い」ことではなく、「MBTIのタイプごとに安定型の割合が大きく違い、それが順位の大部分を作っている」ことです。

外向型に安定型が多いのはなぜか — 研究から

性格の5因子(ビッグファイブ)と愛着の関係を調べた研究では、回避の強さは外向性・協調性の低さと、不安の強さは神経症傾向の高さと結びつくことが報告されています(Noftle & Shaver, 2006)。MBTIの外向(E)はビッグファイブの外向性とかなり重なることがわかっているので(McCrae & Costa, 1989)、外向型に回避の低い人、つまり安定型が多く出るのは研究の知見とも合っています。詳しくは内向型・外向型と愛着スタイル、ビッグ5と愛着、MBTIとビッグ5の対応へ。

それでも残る差 — 同じ安定型どうしで比べると

安定型だけで16タイプを並べると、1位は安定型ESTP(61.9)、最下位は安定型INFJ・INFP(58.7)で、差は3.2点でした。安定型どうしでも外向×思考型がやや高く、内向×感情型がやや低い傾向は残ります。ただ、この3.2点は、同じタイプの中で安定型と恐れ回避型の間にある差(どのタイプでも約15〜19点)と比べるとずっと小さな差です。

64タイプで見ると順位が逆転する

当サイトは、MBTIの16タイプに愛着スタイルの4分類を掛け合わせた64タイプで診断しています。この64タイプで恋愛偏差値を並べると、16タイプの順位とはまったく違う景色になります。下の表は、縦に16タイプ(順位順)、横に愛着の4分類を置いた一覧です。色が濃いほど恋愛偏差値が高いことを表します。

タイプ安定型不安型回避型恐れ回避
ESTP 61.9 51.1 52.1 43.6
ESTJ 61.0 52.2 51.5 45.9
ESFP 59.9 50.4 51.3 42.7
ESFJ 60.0 50.9 52.3 43.7
ENTP 60.9 51.1 51.1 42.4
ENFP 60.0 50.2 51.3 41.6
ENFJ 60.1 51.0 50.8 42.5
ENTJ 60.6 51.0 51.3 43.7
ISFP 58.8 49.9 51.4 41.2
ISTP 59.2 50.7 49.7 40.7
ISTJ 59.8 51.5 50.5 41.7
INTP 59.3 50.6 49.8 40.8
ISFJ 59.1 51.0 51.8 41.4
INFP 58.7 49.8 51.1 40.7
INTJ 59.6 51.4 50.0 41.3
INFJ 58.7 50.6 51.8 40.5

※ 恋愛偏差値の平均。件数が最も少ないのはENTJ×不安型(79件)で、100件未満の組み合わせ(ESTP×不安型91件、ESFJ×回避型99件、ENTJ×不安型79件)は誤差が大きめです。

縦の列(愛着)ごとに色がほぼそろい、横の行(MBTI)ではほとんど色が変わらないことがわかります。安定型の列はすべて58.7以上、恐れ回避型の列はすべて45.9以下で、二つの列は一度も重なりません。

64タイプ 上位10 — すべて安定型

順位64タイプ組み合わせ恋愛
偏差値
件数
1位アクションウルフESTP×安定型61.9670
2位キングライオンESTJ×安定型61.0504
3位トリックスターモンキーENTP×安定型60.9543
4位ガーディアンドラゴンENTJ×安定型60.6278
5位オーラスワンENFJ×安定型60.1851
6位サポートドッグESFJ×安定型60.0823
7位ハッピーアルパカENFP×安定型60.01,969
8位ステージパロットESFP×安定型59.9990
9位ガードフクロウISTJ×安定型59.8990
10位ブループリントパンサーINTJ×安定型59.6537

上位10はすべて安定型で、しかも16タイプでは下位だったISTJ(9位)とINTJ(10位)の安定型が入っています。「内向型だからモテない」とは言えないことが、64タイプで見るとはっきりします。

64タイプ 下位10 — すべて恐れ回避型

順位64タイプ組み合わせ恋愛
偏差値
件数
64位タイドオッターINFJ×恐れ回避型40.54,469
63位ティアバニーINFP×恐れ回避型40.73,989
62位ノワールキャットISTP×恐れ回避型40.71,191
61位パラドクスクロウINTP×恐れ回避型40.81,276
60位シーソーハムスターISFP×恐れ回避型41.21,749
59位イクリプスパンサーINTJ×恐れ回避型41.31,411
58位シールドヘッジホッグISFJ×恐れ回避型41.42,489
57位センシティブアルパカENFP×恐れ回避型41.6737
56位ペンデュラムフクロウISTJ×恐れ回避型41.71,888
55位ジョーカーモンキーENTP×恐れ回避型42.4231

下位10はすべて恐れ回避型で、16タイプで5位だったENTPの恐れ回避型(42.4)と6位ENFPの恐れ回避型(41.6)も含まれています。外向型でも、近づくことに怖さを抱えていれば関係は続きにくくなる、ということです。

安定型のINFJは、恐れ回避型のESTPより15点高い

16タイプで最下位のINFJも、安定型なら58.7。16タイプで1位のESTPも、恐れ回避型なら43.6。「どのMBTIか」より「どの愛着か」のほうが、恋の続きやすさを大きく分けているというのが、64タイプで見たときの一番の発見です(観察)。自分の順位を知りたい人は、MBTIだけでなく愛着スタイルまでわかる64タイプ診断(無料)で確かめてください。64タイプの出現率は64タイプ レア度ランキングにまとめています。

愛着スタイル別のモテ方

ここまでの結果から、恋の続きやすさを最も大きく分けるのは愛着スタイルでした。4つの型それぞれの平均と、モテ方の特徴をまとめます。

愛着スタイル全体の割合恋愛偏差値第一印象(広場)モテ方の特徴(解釈)
安定型30.1%59.6受け取った割合 80.0%派手さはないが、会うほど安心されて評価が上がる
不安型15.6%50.553.8%好意をまっすぐ示すので始まりは早いが、確かめすぎて相手を疲れさせやすい
回避型13.8%50.866.7%手の届かなさが魅力に見えるが、深い関係になるほど距離を取る
恐れ回避型40.5%41.268.0%情熱的な始まりと急な後退の落差が強い印象を残す

※ 恋愛偏差値は各型の件数で重みをつけた平均(安定型14,674件・不安型7,653件・回避型6,606件・恐れ回避型19,659件)。広場の「受け取った割合」は、自分も何かを送った・投稿した・誰かのページを見に行った人のうち、他の人から1回以上ギフトやスタンプを受け取った人の割合(安定型35人・不安型13人・回避型15人・恐れ回避型25人)。

安定型 — 「続くモテ」の本命

恋愛偏差値59.6で、4分類の中で唯一50を大きく超えています。広場でも、動いた人のうち80%が誰かから好意を受け取っていました。恋人候補を選んでもらう研究でも、多くの人が安定型の人物像を一番に選ぶことが報告されています(Chappell & Davis, 1998)。安定型が惹かれる異性の特徴もあわせてどうぞ。

不安型・回避型 — 偏差値は同じでも中身は正反対

不安型(50.5)と回避型(50.8)はほぼ同じ値ですが、下がっている理由は逆です。不安型は近づきすぎて、回避型は離れすぎて点を落とします。この二つの型は互いに惹かれ合いやすいことも知られていて、その引力の正体は不安型と回避型の相性で詳しく書いています。

恐れ回避型 — 第一印象は悪くないのに続かない

恐れ回避型は、広場で好意を受け取った割合(68.0%)が回避型や不安型より高いのに、恋愛偏差値は41.2と最も低い型でした。「出会いでは好かれるのに、関係が深まると自分から壊してしまう」という、この型の人がよく語る悩みと重なる結果です(解釈)。「回避型はなぜモテるのか」は回避型・恐れ回避型がモテる理由で掘り下げています。

第一印象のモテ — 広場で「実際に好かれた量」

診断の数字は「心の傾向」です。では、実際に人から好意を受け取った量はどうでしょうか。当サイトの広場では、登録した人どうしがギフトやスタンプ、小さな贈りものを送り合えます。お互いの顔も名前も知らない、第一印象に近い場です。2026年9月5日〜30日の記録(1,269件)から、タイプの大きな括りごとに「好意を受け取った相手の人数」を数えました。

括り動いた
人
1回以上
受け取った
受け取った
相手(平均)
送った
相手(平均)
受取
÷送り
外向型(E)47人83.0%3.89人4.57人0.85
内向型(I)41人56.1%2.61人2.83人0.92
感情型(F)57人73.7%3.79人3.96人0.96
思考型(T)31人64.5%2.39人3.39人0.70
全体88人70.5%3.30人3.76人0.88

※ 「動いた人」=期間中に自分も誰かにギフトやスタンプを送った、投稿した、誰かのページを見に行った人(237人中88人)。運営・CPUとの間のやり取り、自分宛ては除外。人数が少ないため、差は偶然でも生じうる大きさです。

0.0 0.4 0.8 1.2 送った数と同じ 外向型 外向型 0.85 0.85 内向型 内向型 0.92 0.92 感情型 感情型 0.96 0.96 思考型 思考型 0.70 0.70 安定型 安定型 0.90 0.90 不安型 不安型 0.85 0.85 回避型 回避型 0.82 0.82 恐れ回避型 恐れ回避型 0.88 0.88
受け取った相手の人数 ÷ 送った相手の人数(広場・2026年9月5日〜30日・動いた88人)。愛着4分類はそれぞれ35人・13人・15人・25人。

外向型は受け取る量が多い。でも、送る量も多い

外向型は83.0%が誰かから好意を受け取っていて、内向型(56.1%)を大きく上回りました。これだけ見ると「外向型は第一印象でモテる」と言えそうです。ところが、外向型は自分から送った相手の人数も多く(平均4.57人、内向型2.83人)、受け取った数を送った数で割ると、外向型0.85・内向型0.92とほとんど変わりません。

送った分だけ返ってくる — 好意の返報性

どの括りでも、受け取り÷送りは0.70〜0.96の間に収まりました。好意を受け取る量は、自分から好意を送る量にほぼ比例していたということです(観察)。心理学では、自分に好意を示してくれた相手を好きになりやすいことが繰り返し確かめられていて(Montoya & Insko, 2008)、何度も顔を合わせるだけで好感が増すことも知られています(Moreland & Beach, 1992)。広場の数字は、この二つがそのまま表れた形です。

思考型は「送っても返りにくい」傾向

例外に近いのは思考型(T)で、受け取り÷送りは0.70と8つの括りで最も低い値でした。送る量はそれなりにあるのに、返ってくる量が少ないのです。人数は31人と少ないので断定はできませんが、好意の送り方が相手に伝わりにくい形になっている可能性があります(解釈)。思考型の人は、ギフトに一言添える、相手の投稿の中身に触れるなど、「あなたに送った」と伝わる工夫が効くかもしれません。

このデータの限界

広場は始まって間もない場で、対象は237人、動いた人は88人です。性別も年齢も分からず、よく来る人ほど数字が大きくなります。このため16タイプの順位は出していません。ここで言えるのは、第一印象のモテは「タイプ」より「どれだけ自分から関わったか」で大きく変わる、という大まかな傾向までです。

男性・女性で順位は変わる?

「モテるMBTI 男性」「モテるMBTI 女性」で調べる人は多いのですが、先にお伝えすると、当サイトの診断では性別を尋ねていないため、男女別の順位は出せません。性別を推測して分けることもしていません。代わりに、研究でわかっていることを紹介します。

相手に求めるものの男女差 — 37の文化の調査

37の文化で約1万人に「結婚相手に何を求めるか」を尋ねた有名な調査では、男性は女性より外見の魅力を、女性は男性より経済力や将来性を重く見る傾向がありました。一方で、男女とも上位に挙げたのは「優しさ・思いやり」と「知性」でした(Buss, 1989)。性別で違うのは一部で、根っこの好みは似ているということです。

口で言う好みと、実際に惹かれる相手は違う

スピードデートを使った研究では、事前のアンケートでは男女差がはっきり出たのに、実際に会って惹かれた相手を見ると、その男女差はほとんど見られませんでした(Eastwick & Finkel, 2008)。「男性にモテるタイプ」「女性にモテるタイプ」を決めつけるより、目の前の相手と実際にどう関われるかのほうが大事だと言えそうです。

男女で分けなくても使えること

この記事の結果のうち、性別に関係なく使えるのは「安定した愛着は関係の続きやすさと結びつく」という点です。安定した愛着を持つ人ほど、関係の中で相手を信頼し、満足しやすいことは男女を問わず報告されています(Simpson, 1990)。男女別の傾向を知りたい人は、恋愛MBTI(16タイプ×愛着の恋愛パターン)も参考にしてください。

甘えたい・受け止めたい・主導権 — タイプ別の恋の出方

恋愛の6問では、順位とは別に「甘えたい」「甘えられたい(受け止めたい)」「主導権を取りたい」の三つを測っています。これは優劣ではなく、恋の出方の違いです。

タイプ甘えたい受け止めたい主導権
ESTP48.7%66.3%43.8%
ESTJ49.2%68.1%52.1%
ESFP65.7%76.3%34.6%
ESFJ64.3%74.7%43.6%
ENTP49.3%69.5%43.1%
ENFP67.9%78.3%34.2%
ENFJ67.3%78.1%41.9%
ENTJ49.5%66.1%51.7%
ISFP50.3%67.6%28.2%
ISTP33.8%56.0%31.9%
ISTJ36.7%59.2%42.7%
INTP36.0%59.0%32.9%
ISFJ52.2%68.2%35.1%
INFP52.0%69.7%29.0%
INTJ35.4%58.7%42.6%
INFJ51.5%69.8%35.2%

※ 各2問の答えから0〜100%に換算した平均(48,592件)。順位表と同じ並び順。

甘えたい気持ちは「感情型」で高い

甘えたいが60%を超えたのはENFP・ENFJ・ESFP・ESFJの4タイプで、すべて外向×感情型でした。反対に最も低いのはISTP(33.8%)で、INTJ・INTP・ISTJも36%前後です。甘えたい気持ちの強さは、感情型(F)か思考型(T)かで大きく分かれます。甘え下手の悩みは甘えられない人の心理、タイプ別の順位はMBTI甘え度ランキングにあります。

受け止めたい気持ちは、どのタイプも甘えたいより高い

16タイプすべてで「受け止めたい」が「甘えたい」を上回りました。人は、自分が甘えるより、相手を支える側に立つほうが気楽だと感じやすいようです。「甘えてもらえない」と悩む人は多いのに、「甘えたい」と言える人は少ない。このずれを埋めるのは、先に小さく甘えてみせることかもしれません(解釈)。

主導権はESTJ・ENTJが高く、ISFP・INFPが低い

主導権は、ESTJ(52.1%)とENTJ(51.7%)が高く、ISFP(28.2%)とINFP(29.0%)が低い値でした。主導権が高い人どうしはぶつかりやすく、低い人どうしは「どこに行く?」「どこでもいい」が続きがちです。恋愛偏差値の計算でも、主導権が極端に偏っていると少し点が下がるようにしてあります。

モテないと言われがちなタイプの本当の強み

ネットで「モテないMBTI」として名前が挙がりやすいのは、INTJ・INTP・INFJ・ISTJなどの内向型です。この記事の順位でも内向型は下位に並びました。けれど数字をよく見ると、下位の理由は4文字そのものより愛着の偏りにあり、どのタイプにも、上位のタイプにはない強みが見えてきます。

INFJ・INFP — 受け止める力は外向型並み

INFJ(69.8%)とINFP(69.7%)の「受け止めたい」は、外向型のENTP(69.5%)やESTJ(68.1%)より高い値でした。相手の弱さを受け止める器は、もともと大きいタイプです。足りないのは器ではなく、自分の不安を相手に預けられる安心のほうです。生きづらさの面から読み解いたINFJの生きづらさ、INFPの生きづらさもどうぞ。

INTJ・ISTJ — 安定型になれば上位10に入る

安定型のISTJ(59.8)とINTJ(59.6)は、64タイプで9位と10位でした。16タイプで下位だったタイプが、愛着が安定すると外向型の安定型とほぼ同じ位置まで上がります。一度信頼した相手との約束を守り続ける誠実さは、長い関係ほど効いてくる強みです。INTJの生きづらさ、ISTJの生きづらさも参考に。

INTP・ISTP — 束縛しない、させない

甘えたい気持ちが低い(ISTP 33.8%・INTP 36.0%)のは、裏を返せば相手を束縛しにくいということです。自分の時間を大事にする人どうしなら、互いに無理のない関係を長く続けられます。INTPの生きづらさ、ISTPの生きづらさもあわせてどうぞ。

ISFJ・ISFP — 相手に合わせる力

ISFJ(受け止めたい68.2%)とISFP(主導権28.2%)は、相手の気持ちに合わせる力が強いタイプです。この力は不安が強いと「自分を消す」方向に働きますが、安心できる相手のもとでは一緒にいて疲れない人という大きな魅力になります。ISFJの生きづらさ、ISFPの生きづらさへ。

研究でわかっている「続くモテ」の条件

ここからは、当サイトの数字を離れて、恋愛と性格についての研究を紹介します。この記事で「二つのモテ」を分けた理由も、ここにあります。

窓辺のテーブルに並んだ二つのカップ。静かに続く関係のイメージ

第一印象の強さは、長くは続かない

自分を大きく見せる傾向の強い人は、初対面では明るく自信があるように見えて好かれやすい一方、7週間同じグループで過ごすうちに評価が下がっていったという研究があります(Paulhus, 1998)。自己愛の強い人が初対面で人気を集める理由を、服装や表情、話し方などから調べた研究もあります(Back, Schmukle, & Egloff, 2010)。最初に好かれることと、好かれ続けることは別の力です。

関係の満足度と結びつく性格

パートナーの性格と関係の満足度を調べた研究をまとめた分析では、神経症傾向が低く、協調性・誠実性・外向性が高い相手ほど、パートナーの満足度が高いことが示されました(Malouff et al., 2010)。この記事の順位で外向型が上位に来たことや、恋愛偏差値でF・Jに小さな補正を足していることは、この知見とつながっています。

安定した愛着と、信頼・満足

交際中のカップルを調べた研究では、安定した愛着を持つ人ほど関係の中での信頼や満足、関わりの深さが高いことが報告されています(Simpson, 1990)。愛着の型は恋愛関係にも表れる、という考え方の出発点になったのは Hazan & Shaver(1987)の研究です。

愛着は変えられる

子どものころに安定した関係に恵まれなかった人の中にも、大人になってから安定した愛着を持つようになった人がいることが知られていて、「獲得された安定型」と呼ばれています(Pearson et al., 1994)。MBTIの4文字は変わりにくくても、愛着は関係の中で変わっていきます。この記事の順位で最も大きな差を作っていたのが愛着だったことは、裏を返せば「順位は動かせる」ということでもあります。変え方は愛着スタイルの変え方にまとめています。

タイプ別の一言アドバイス

それぞれのタイプの数字から、特に効きそうな一言を選びました。自分のタイプだけでなく、気になる相手のタイプも読んでみてください。

タイプ数字の特徴一言アドバイス
ESTP不安が最も低い・甘えたい48.7%軽さは武器。大事な相手には一度だけ「本気だよ」と言葉にする
ESTJ主導権52.1%で最も高い決める前に「どうしたい?」を一回挟むと、安心感が倍になる
ESFP回避型が5.8%と少ない楽しい時間の後に、真面目な話を5分だけする習慣を
ESFJ不安型が24.4%尽くした量で愛を測らない。言葉で確かめ合う回数を増やす
ENTP回避型が22.2%と外向型で最多気持ちの話を冗談で返したくなったら、一呼吸おいて本音を一つ
ENFP甘えたい67.9%・受け止めたい78.3%で最高返事が遅いのは嫌われた証拠ではない。待つ間は自分の予定を入れる
ENFJ不安型28.5%で最多相手のために動く前に、自分がどうしてほしいかを先に言う
ENTJ愛着をそろえると3位関係は勝ち負けではない。相手に主導権を渡す日を作る
ISFP主導権28.2%で最低「どっちでもいい」を一日一回減らす。小さな希望から伝える
ISTP回避型30.2%で最多一人の時間が必要なことを、離れる前に説明しておく
ISTJ安定型なら64タイプ9位誠実さは伝わっている。感謝を「言葉にする」ところまでやる
INTP甘えたい36.0%考えがまとまる前でも「いま考えてる」とだけ伝える
ISFJ不安スコア57.6相手の顔色を読む前に、自分の疲れ具合を確かめる
INFP件数最多・恐れ回避型47.9%理想の関係と比べない。今日よかったことを一つ相手に伝える
INTJ回避スコア61.0で最高心を開くまでの時間を、相手に先に予告しておく
INFJ不安スコア60.7で最高見捨てられる前に離れる癖に気づく。離れる前に一晩置く

自分のタイプの細かい出方は、64タイプ一覧から自分の型のページを開くと、恋愛のパターンや相性の良いタイプまで読めます。相手との相性はMBTI相性、MBTI相性ランキングで確かめられます。

順位を上げる方法 — 「安定」に近づく3つの習慣

この記事の結果が正しければ、モテ(とくに続くモテ)を左右する一番の要素は愛着の安定です。愛着は一晩で変わるものではありませんが、日々の関わり方で少しずつ動かせます。

テーブルの上で、少しだけ近づいた二人の手

1. 自分から小さく好意を送る

広場の数字では、受け取る好意は送った好意にほぼ比例していました。大きな告白より、相手の話を覚えていて次に聞く、ありがとうを具体的に言う、といった小さな好意を先に送るほうが、関係の土台になります。

2. 不安になったら、確かめる前に一晩置く

不安型・恐れ回避型の人は、不安が高まると連続で連絡したり、逆に関係を切ったりしがちです。行動する前に一晩置くだけで、後悔する行動の多くは防げます。不安との付き合い方は不安型が惹かれる相手や恐れ回避型が惹かれる相手でも扱っています。

3. 安定した相手を「退屈」と感じたら言い換える

手の届かない人に惹かれやすい人は、安定した相手といると「ドキドキしない」「退屈」と感じることがあります。そのときは「退屈」ではなく「安心している」と言い換えてみてください。回避型の人に惹かれ続けてしまう人は回避型に惹かれる理由、付き合う前の見極めは回避型の見極め方へ。

このランキングの使い方・使ってはいけない使い方

使ってほしい使い方 — 自分のタイプに多い不安の形を知り、関係の中で気をつける点を見つける。気になる相手の「恋の出方」を知って、すれ違いを減らす。自分の愛着スタイルを知るきっかけにする。

使ってほしくない使い方 — 「このタイプはモテないから付き合わない」と相手を選別する。自分のタイプが下位だったからと落ち込む。順位を根拠に誰かをからかう。

このランキングは、あくまで「当サイトに来た人の中で、どのタイプに安定型が多かったか」を映したものです。目の前の一人の人の魅力は、4文字では測れません。

MBTIでモテを語るときの注意

MBTIは、4つの指標で人を16タイプに分ける考え方で、自分を知るきっかけとしては役立ちます。一方で、同じ人が受け直すと別のタイプになることがある、二つに分ける作りのため真ん中付近の人の分類が不安定になる、といった限界が研究者から指摘されています(Pittenger, 2005)。当サイトの診断も同じ限界を持っています。

また、MBTIの4つの指標はビッグファイブの外向性・開放性・協調性・誠実性とそれぞれ重なる部分がありますが、関係の満足と特に強く結びつく神経症傾向(不安の感じやすさ)は、MBTIの4文字には含まれていません(McCrae & Costa, 1989)。当サイトが愛着スタイルを組み合わせているのは、この欠けている部分を補うためでもあります。仕組みは愛着MBTIとは、信頼性の話はMBTIの信頼性で詳しく書いています。

よくある質問

Q. 一番モテるMBTIは何ですか?

当サイトの診断約5万件で「関係が続く力」を表す恋愛偏差値を比べると、1位はESTP(56.2)、2位ESTJ、3位ESFPでした。ただし上位8位までの外向型どうしの差は3点ほどで、同じタイプの中のばらつきのほうがずっと大きく、愛着スタイルの割合をそろえると1位はESTJに入れ替わります。

Q. モテないMBTIはどのタイプですか?

当サイトの集計で恋愛偏差値が最も低かったのはINFJ(46.6)で、INTJ・INFPが続きました。ただ、この3タイプは恐れ回避型の割合が48〜56%と高く、低さの大部分はそれで説明できます。安定型のINFJは58.7で、恐れ回避型のESTP(43.6)より15点高い値でした。

Q. 男性・女性で、モテるMBTIは違いますか?

当サイトの診断は性別を尋ねていないため、男女別の順位は出していません。研究では、相手に求める条件に一部男女差があるものの、男女とも優しさや知性を重視し、実際に会って惹かれる相手の選び方には男女差がほとんど見られなかったという報告があります。

Q. 内向型はモテないのですか?

16タイプの順位では内向型が9〜16位に並びましたが、これは当サイトに来た内向型の人に恐れ回避型が多かったことが主な理由です。64タイプで見ると、安定型のISTJとINTJは上位10に入っています。第一印象の場(広場)でも、好意を受け取る量は自分から送った量にほぼ比例していました。

Q. 恋愛偏差値はどうやって出していますか?

愛着の16問から出す不安と回避の低さ(55%)、恋愛の6問から出す甘える・甘えられるの釣り合い(25%)と主導権の偏りの少なさ(20%)を合わせ、甘えたいのに弱みを見せられない葛藤が強いと減点します。感情型・判断型の傾向に最大で偏差値±4程度の補正を加え、受検者全体で平均50・標準偏差10になるようにしています。

Q. このランキングの数字は信頼できますか?

件数は各タイプ612〜7,856件あり、外向型と内向型の差のような大きな傾向は安定して出ています。一方で、当サイトに自分から来た人の自己申告の結果で、一般人口を代表するものではありません。隣り合う順位の差は誤差の範囲のことが多く、細かい順位より大きな傾向として読んでください。

Q. 自分の順位を上げることはできますか?

MBTIの4文字は変わりにくい一方、順位の差を最も大きく作っていた愛着スタイルは、大人になってからも関係の中で変わりうることが知られています。自分から小さく好意を送る、不安なときは行動する前に一晩置く、安定した相手を退屈と感じたら安心していると言い換える、といった習慣が助けになります。

Q. 自分の64タイプと順位はどうすればわかりますか?

MBTIの4文字に加えて愛着スタイルと恋愛偏差値まで出る当サイトの64タイプ診断を受けると、結果画面で自分の型と恋愛偏差値がわかります。この記事の64タイプの表と見比べると、自分の型の平均がどのあたりかを確かめられます。

集計方法の詳細

  • 対象は、当サイトの64タイプ診断を最後まで終えた記録のうち、型が「MBTIの4文字+愛着の1文字」の形になっているもの。同じ端末(接続元と端末情報から作る匿名の符号)から24時間以内に同じ型が重なった記録は、保存の時点で除いています。
  • 恋愛偏差値・甘えたい・受け止めたい・主導権は、恋愛の6問を導入した2026年8月11日以降の記録だけで平均しています。
  • 「愛着をそろえた値」は、タイプごとに4つの愛着の型の平均を出し、全体の割合(安定型30.1%・不安型15.6%・回避型13.8%・恐れ回避型40.5%)で重みをつけて足し直した値です。
  • 広場の集計は、状態が「利用中」の登録者のうち、型が64タイプの形になっている237人。運営・CPU・退会者は除きました。「受け取った相手」は、期間中にギフト・スタンプ・贈りものを1回以上送ってくれた別の人の人数です。
  • 集計はすべてタイプ別の件数・平均・割合で行い、個人が特定できる情報は使っていません。数字は2026年9月30日時点のもので、今後の更新で順位が入れ替わることがあります。

当サイトの統計の全体像はタイプ統計、愛着スタイルの割合は愛着スタイルの割合、編集体制は執筆・編集者紹介をご覧ください。

出典と確認範囲

  • 愛着とビッグファイブ: Noftle, E. E., & Shaver, P. R. (2006). Attachment dimensions and the big five personality traits: Associations and comparative ability to predict relationship quality. Journal of Research in Personality, 40(2), 179–208.
  • MBTIとビッグファイブの対応: McCrae, R. R., & Costa, P. T. (1989). Reinterpreting the Myers-Briggs Type Indicator from the perspective of the five-factor model of personality. Journal of Personality, 57(1), 17–40.
  • MBTIの限界: Pittenger, D. J. (2005). Cautionary comments regarding the Myers-Briggs Type Indicator. Consulting Psychology Journal: Practice and Research, 57(3), 210–221.
  • 相手に求める条件の男女差: Buss, D. M. (1989). Sex differences in human mate preferences: Evolutionary hypotheses tested in 37 cultures. Behavioral and Brain Sciences, 12(1), 1–49.
  • 言う好みと実際の惹かれ方: Eastwick, P. W., & Finkel, E. J. (2008). Sex differences in mate preferences revisited: Do people know what they initially desire in a romantic partner? Journal of Personality and Social Psychology, 94(2), 245–264.
  • 第一印象と時間経過: Paulhus, D. L. (1998). Interpersonal and intrapsychic adaptiveness of trait self-enhancement: A mixed blessing? Journal of Personality and Social Psychology, 74(5), 1197–1208. / Back, M. D., Schmukle, S. C., & Egloff, B. (2010). Why are narcissists so charming at first sight? Journal of Personality and Social Psychology, 98(1), 132–145.
  • 性格と関係の満足度: Malouff, J. M., Thorsteinsson, E. B., Schutte, N. S., Bhullar, N., & Rooke, S. E. (2010). The Five-Factor Model of personality and relationship satisfaction of intimate partners: A meta-analysis. Journal of Research in Personality, 44(1), 124–127.
  • 愛着と恋愛関係: Hazan, C., & Shaver, P. (1987). Romantic love conceptualized as an attachment process. Journal of Personality and Social Psychology, 52(3), 511–524. / Simpson, J. A. (1990). Influence of attachment styles on romantic relationships. Journal of Personality and Social Psychology, 59(5), 971–980. / Chappell, K. D., & Davis, K. E. (1998). Attachment, partner choice, and perception of romantic partners: An experimental test of the attachment-security hypothesis. Personal Relationships, 5, 327–342.
  • 獲得された安定型: Pearson, J. L., Cohn, D. A., Cowan, P. A., & Cowan, C. P. (1994). Earned- and continuous-security in adult attachment. Development and Psychopathology, 6(2), 359–373.
  • 好意の返報性と接触の効果: Montoya, R. M., & Insko, C. A. (2008). Toward a more complete understanding of the reciprocity of liking effect. European Journal of Social Psychology, 38(3), 477–498. / Moreland, R. L., & Beach, S. R. (1992). Exposure effects in the classroom: The development of affinity among students. Journal of Experimental Social Psychology, 28(3), 255–276.
  • 当サイトの一次データ: 64タイプ診断の匿名集計(2026年4月14日〜9月30日・51,930件)、広場の匿名集計(2026年9月5日〜30日)。

監修: 臨床心理士。この記事は診断や治療の代わりになるものではありません。気分の落ち込みや不安が2週間以上続くときは、医療機関や公的な相談窓口に相談してください。

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まとめ

  • 恋愛偏差値で見たモテるMBTIは1位ESTP・2位ESTJ・3位ESFP。上位8位は外向型、下位8位は内向型だった
  • ただし差の約3分の2は「安定型の割合」の違い。愛着をそろえると1位と16位の差は9.6→3.2に縮む
  • 64タイプで見ると上位10はすべて安定型、下位10はすべて恐れ回避型。安定型INFJ(58.7)は恐れ回避型ESTP(43.6)より上
  • 第一印象の場(広場)では、好意を受け取る量は自分から送った量にほぼ比例していた
  • 性別は尋ねていないので男女別の順位はない。研究では男女とも優しさ・知性を重視する
  • MBTIは変わりにくいが、順位を最も動かす愛着スタイルは変わりうる

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📋 この記事について
執筆・編集
愛着MBTI編集部(一般向けの自己理解情報を制作)
監修
臨床心理士 大金令弥。運営・編集責任者本人が監修しています。監修は、タイプの推定や診断の精度を実証するものではなく、医学的な診断・治療ではありません。
最終更新
2026年10月4日
根拠の扱い
本文中に個別の出典リンクがある記述のみ、その資料に基づく説明です。出典が示されていない記述には編集部による整理・解釈が含まれ、研究で確認された事実を示すものではありません。タイプ判定は傾向の整理であり、個人の行動や将来を言い当てるものではありません。
ご注意
本記事は医学的な診断・治療にあたるものではありません。気分の落ち込みや対人関係の困難が続く場合は、医療機関や心理カウンセリングへのご相談をご検討ください。

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